106万円の壁
こんにちは。
委員会の橋爪です。
早いもので10月も後半となり朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
今年も残り僅かですね。
平成28年を迎えるに当たり、
社会保険の法改正について確認してみましょう。
パートタイマーとして働く多くの女性は、
130万円の収入を一つの目安としています。
これは130万円以上働くと負担が増えるためでした。
夫の扶養家族から外れ国民年金・国民健康保険に加入することとなり、
さらに家族手当の対象外になる等のデメリットがあるからです。
ところが来年からは、
その基準が「106万円」になることが決まっています。
【短時間労働者に対する厚生年金・健康保険の適用拡大】
(平成28年10月施行)
次のすべての基準を満たした場合に適用
①週20時間以上の勤務
②月額賃金8.8万円以上 (年収106万円以上)
③勤務期間1年以上見込み
※学生は除外
スタートは経過措置として事業規模501人以上の企業が対象です。
しかし将来的には範囲が広がる見込みです。
会社の社会保険に加入することは大きなメリットがあります。
・年金に給与比例した分が加算される
・病気やケガで会社を休んだ場合に傷病手当金が支給される
収入と支出のバランスをしっかりと捉えて、
「あなたらしい働き方!」の準備を始めましょう。
ピンクリボンキャンペーン
ピンクのリボンがクロスしたマーク(ピンクリボン)を
ご覧になったことはありませんか?
ピンクリボン運動は、1980年代にアメリカで始まった
乳がん啓発運動です。
10月第3週の金曜日のナショナルマンモグラフィーデーにむけて、
ピンクリボン運動のポスターやイベントなどが行われます。
実は乳がんの発生率、死亡率は増加傾向にあり、
女性のがん死亡率の第1位です。
乳がんになる方は、日本で毎年約3万5千人にも上っており、
ほぼ30人に1人の女性が乳がんにかかっている計算になります。
乳房はセルフチェックもできますので、女性の方はぜひ月に1回はチェックしてくださいね。
http://www.pinkribbonfestival.jp/shirou/me04.html
がんをはじめとした病気の中には、明らかな自覚症状がないうちに進行しているケースがあります。
医学の治療法や予防法は日々進歩していますが、なんと言っても早期発見・早期治療が望まれます。
自分では見つけることができない体の異常については、健康診断を通じて早期発見をすることができます。
サラリーマンの方は、法律に基づいた健康診断を受ける義務があり、実際に健康診断を定期的に受ける機会もあるかと思います。一方、自営業、学生、主婦、パートタイマー・アルバイトの方など、定期的な健康診断がないかもしれません。
世田谷区の区民健診は、39歳以下の区民を対象に500円で問診・聴打診・計測(身長・体重・腹囲など)・血圧測定・尿検査・血液検査をうけることができます。
世田谷区 区民健診:
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/146/625/d00124623.html
定期的に健康診断を受ける機会がない方は、ぜひお住まいの自治体や病院の健診サービスを調べてみてくださいね。
ちょっと疲れたかな・・・と思ったとき
夏の暑さもひと段落したようですが、雨続きのお天気に
ちょっと気持ちも小雨日和になってしまうことも。
ちょっと疲れたな・・・。
気持ちが沈んでいるな・・・。
そんな時は、電話で相談してみませんか?
○「こころのほっとライン」月、火、土、日曜日
国の事業「こころのほっとライン」が9月より開設されました。
【専用ダイヤル】0120-565-455
(通話料無料・携帯、PHSからもご利用いただけます)
【 受付日時 】( 祝日、年末年始を除く)
月・火曜日:17:00~22:00
土・日曜日:10:00~16:00
【 対象者 】働く方やその家族、企業の人事労務担当者など
○よりそいホットライン
内閣府では、『よりそいホットライン』を開設しています。
【専用ダイヤル】0120-279-338
(通話料無料・携帯、PHSからもご利用いただけます)
【 受付日時 】年中無休 24時間
誰かに話すことで、もやもやが少し晴れるかもしれません。
また、9月10日~9月16日は自殺予防週間です。
家族やお知り合い、あなたの大切な人にも教えてあげてくださいね。
「子育て期の働き方講座」のご案内
子育て中の方に講座のご紹介です♪
「子育て期の働き方講座」
日時:2015年9月17日(木)10:30~12:00
場所:らぷらす第3研修室(北沢タウンホール11階)
定員:先着20名(会場内での見守り保育つき)
内容:
お子さんの成長に合わせて「働き方を考えたいな」と思っていらっしゃる方、いつか働きたいな、と漠然と考えていらっしゃる方に
参考になる情報をお伝えします。
講師は、せたがや働く女性応援委員会メンバーで
社労士の平井さんです。
詳細・お申込み:
http://www.setagaya-kosodate.net/modules/eguide/event.php?eid=153
ご参加の方は事前に適性診断テストを受けることができます♪
ぜひふるってご参加ください☆
『仕事と育児カムバック支援サイト』のご紹介
復職したいな、子どもがいるけれどそろそろ仕事をしたいな、と
考える方にお勧めのサイトのご紹介です。
『仕事と育児カムバック支援サイト』
こちらのサイトは、昨年12月に厚生労働省が開設しましたが、
地域の保育サービスや復職支援情報などを検索することができます!
まだ募集中です!『しごと準備講座』
夏の暑さも心なしか、すこし和らいできたように思えますが、
いかがお過ごしですか?
今日は、『しごと準備講座』のご案内です。
この講座は、働きづらさに悩む15歳~おおむね35歳までの
シングル女性を対象にした5日間にわたる講座です。
9月7日ー自分に合った働き方、ワークルールのこと
9月9日ーイギリス生まれの自然派化粧品ブランド
ザ・ボディショップによる、メイクレッスン♪
9月11日ーセルフケア・リラクゼーション 解きほぐしワーク
9月14日ー自分を活かす仕事を見つける、体験談
9月16日ーユニクロによる洋服コーデ など
※いずれも午後2時~4時
※9月7,9,14,16日は、三軒茶屋駅徒歩2分の三茶お仕事カフェ
9月11日は、下北沢駅徒歩5分のらぷらすで開催。
これから働きたいと考える方に対して、
多彩な講師陣や企業がバックアップしてくれます。
「今は働いていないけど、そろそろ働きたいなぁ」
「一度も働いたことがないけれど、どうしたらいいかなぁ」
そのようなお悩みを抱える方にぴったりかもしれません。
まだ定員に空きがあるようですが、先着順ということですので、
関心がある方は、お早目にお申込みください。
申込み・お問合せ先:
世田谷区立男女共同参画センター らぷらす
TEL:03-5478-8022
熱中症にご注意!~熱中症の症状と予防~
今週はお盆ですね。
この休暇を利用して、帰省やレジャーに出かける方も多いのではないでしょうか。
レジャーで気を付けたいのが熱中症。
猛暑日が続いている今年の夏は
なんと1週間で熱中症で運ばれた方は1万人以上。
過去最高と言われています。
熱中症になると、軽い症状ですとこんな症状がでてきます。
☆軽い熱中症
・めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い
・頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
若い方は、ちょっと疲れたな~、具合悪いなあ~と
軽く考えていたら実は熱中症になっていたということがありますので
無理せず、早めに対処しましょうね。
お子さんも、体温調整がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。
重症になると、意識消失やけいれん、からだが熱いなどの症状になります。
◎熱中症の予防~
・のどの渇きを感じなくても水分補給、塩分補給
→水分は経口補水液(OS1)がおすすめです。ドラッグストアで200円程度ですが、必要な塩分・糖分が含まれています。水やお茶などで水分補給をする場合は、塩分が不足してしまいますので一緒に塩飴をなめると塩分補給ができます。
スポーツをする場合は、1時間に2回ほど休憩をとり、最低でも1回250mlずつは水分を取りましょう。※ただし、スポーツの種類によって水分摂取量は変わります
・からだを冷やす(特に首回り、脇の下、足の付け根)
→アイスノンなどは手軽ですが、冷えすぎてしまうため、氷のうがおすすめです。
100円均一のお店でも手軽に購入できますので、一つあると便利ですね。
・日差しを避ける(日傘・帽子・日陰に行く)
環境省の熱中症予防専用サイトでは、熱中症に関する詳しい情報が掲載されています。
熱中症に気をつけて楽しい夏休みをお過ごしくださいね!